2016.01.20
どんなアニメ作品が好きですか?について、副社長も答える。
最も人生で影響を受けたアニメ はれときどきぶた(TVアニメ)
「はれときどきぶた」は同名の有名な絵本を原作としていますが、この絵本の内容が再現されたのは最初の1話だけで、残り60話は全部オリジナルでした。19時からの放送でしたが内容は本気でふざけており、容赦ない楽屋ネタ、大人にしかわからないきわどいギャグ、メタネタ等をやり倒し、それでも最終回直前3話はほとんど全て本気で泣かせるクオリティ。未だに大名作だと思っています。こういう、自由すぎて突き抜けているアニメはもっと出て欲しい。
画の綺麗さ 四畳半神話体系(TVアニメ)
因みに同時期には「進撃の巨人」の監督が作った「High School of The Dead」も放映されており、こちらは平野コータちゃんがすごい可愛かったので大好きでした。2010年は豊作だった。
オチに持って行かれる マインド・ゲーム(映画)
因みにDVD-BOXは一番豪華版のやつを買いました。湯浅政明監督系は色々集めているのですが、以前コミケで発売された「湯浅政明のうすい本」も、異様なほどの絵の上手さに圧倒された記憶があります。ああ次回の監督作品が楽しみだ。
唯一無二!パプリカ
今敏監督は丁寧な作品作りで知られており、パプリカも同じくどの一瞬も目が離せない細やかさです。1度見ただけでは狐につままれた気分になり、2度見ても3度見ても毎回新しい発見がある。とても理想的なアニメの姿だと思うと同時に、こういった「考えさせられるアニメ」が沢山ある日本は本当に素敵ですね。
アメリカからの刺客インベーダージム(Invader Zim)(TVアニメ)
日本では女子高生あたりにキャラクターとしての人気があるスポンジボブも、映画化の際に吹き替えのキャスティングで揉めたシンプソンズも、そして癖がありすぎて本国でも幾度となく訴訟問題に発展しているサウスパークも、全部かなりクオリティが高く皮肉が効いています。それもそのはずで、1話に対し日本のアニメの10倍以上も予算が取られているからなのですが・・・。
ともあれ、インベーダージムはそういった歴戦の有名米国アニメとは違い、過激すぎることから途中で打ち切られてしまったアニメです。未放送のエピソードにはアフレコが終わったものもあるということなので残酷な話ですが、まあ・・・確かにね・・・と思える突き抜けた演出ではあります。内容は「地球に来た落ちこぼれインベーダーのジムが、世界征服を企む」というものですが、とにかくハードロックな世界観の元に作られており夢も希望もありません。ただキャラクターや世界観は皆それぞれ魅力的で、セリフのシュールさも「はれときどきぶた」に通じる所があります。作画も物凄く良い。世界観や、一瞬映るだけの背景にもこだわりを感じます。
インベーダージムは米国ではカルト的な人気を誇っており、実は日本でも有料チャンネル「ニコロデオン」で公開されたのですが、DVDは英語版しか出ていません。しかもちなみにリージョンコードが違うため、DVD見るのもちょっと大変ではあります。それでも楽しめるから誰か見て欲しいなぁ・・・。
以上、平田副社長のお気に入りアニメについてでした!作画が良いアニメは確かに好きですが、作画だけがアニメでは無い!ということです。本当はもっともっともっとありますが今回はこれくらいで。
この記事についてはこちらの動画でも説明しています。
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