2016.01.20

どんなアニメ作品が好きですか?について、副社長も答える。

1560560_713512652006653_824496476_nこんにちは、平田です。社長が新卒募集記事で「好きなアニメ」について答えたそうですが、そんなの見たら副社長だって答えたいのが世の常というものでしょう。と言うわけで、聞かれていませんが副社長の好きなアニメについてお答えします。もちろん全てDVD、Blu-rayを持っていますが、会社に置いてあるものとそうでないものがあるので画像はミックスです。

最も人生で影響を受けたアニメ はれときどきぶた(TVアニメ)

harebuta1997年から約1年間放送されていたTVアニメ。新卒採用の方だと、知らないという人も多そうです。人生でアニメというものの楽しさを始めて知ったのはこのアニメでしょう。私が小学校5年生の頃に夢中になっていたのですが、20年近くたった今でも新鮮に楽しめます。

「はれときどきぶた」は同名の有名な絵本を原作としていますが、この絵本の内容が再現されたのは最初の1話だけで、残り60話は全部オリジナルでした。19時からの放送でしたが内容は本気でふざけており、容赦ない楽屋ネタ、大人にしかわからないきわどいギャグ、メタネタ等をやり倒し、それでも最終回直前3話はほとんど全て本気で泣かせるクオリティ。未だに大名作だと思っています。こういう、自由すぎて突き抜けているアニメはもっと出て欲しい。

画の綺麗さ 四畳半神話体系(TVアニメ)

yojohan私の大好きな湯浅政明監督作品です。これは同名の小説が原作。しかしやはり骨子は残しながらも、アニメではいくつもオリジナルストーリーが挟まれています。このアニメの特徴は、とにかく画面の美しさ。めまぐるしく動く作画もさることながら、1つ1つの構図や色使いが本当に綺麗です。話の内容も毎回似ていながら惹きつけられるし、これは全く以て監督の手腕と言えましょう。

因みに同時期には「進撃の巨人」の監督が作った「High School of The Dead」も放映されており、こちらは平野コータちゃんがすごい可愛かったので大好きでした。2010年は豊作だった。

オチに持って行かれる マインド・ゲーム(映画)

mindgameこちらは「四畳半神話体系」の湯浅政明監督をはじめて知るきっかけとなった1作です。作画も綺麗、世界観も素敵ですし、演出も最高に格好良い。でもとにかく最後にやられました。最後の方のシーンだけ抽出して繰り返し見るくらい好きです。これもまた原作の漫画があり、ラストは少し違うのですが、作者と監督がそれぞれどういう風に作品からのメッセージを表したかを見比べると、毎回ため息が出ます。人生を悟るアニメがあるとしたらこれかもしれないと思うくらいに、お勧めです。

因みにDVD-BOXは一番豪華版のやつを買いました。湯浅政明監督系は色々集めているのですが、以前コミケで発売された「湯浅政明のうすい本」も、異様なほどの絵の上手さに圧倒された記憶があります。ああ次回の監督作品が楽しみだ。

唯一無二!パプリカ

img_02010年に急逝した今敏監督の作品です。同監督の「パーフェクトブルー」もかなりお気に入りなので悩みましたが、「パプリカ」を鑑賞するときの陶酔感も他にないものなので、こちらを選びました。SFミステリーのような話ですが、今敏監督がどれだけ深く思索し、世界観を作り込み、この作品が私達の元に届けられたかと思うと目眩がするような作品です。

今敏監督は丁寧な作品作りで知られており、パプリカも同じくどの一瞬も目が離せない細やかさです。1度見ただけでは狐につままれた気分になり、2度見ても3度見ても毎回新しい発見がある。とても理想的なアニメの姿だと思うと同時に、こういった「考えさせられるアニメ」が沢山ある日本は本当に素敵ですね。

アメリカからの刺客インベーダージム(Invader Zim)(TVアニメ)

2633Zim_Vol2_cover最後に来ました!どマイナーアニメ。そもそも日本の作品ではありません。私が高校生の頃アメリカに留学していて、たまたまステイ先のTVで見かけた作品です。アメリカのアニメなんて・・・と見る前から否定していた生粋の日本アニメラバーでしたが、実際目にしてみるとどの作品も魅力的でした。

日本では女子高生あたりにキャラクターとしての人気があるスポンジボブも、映画化の際に吹き替えのキャスティングで揉めたシンプソンズも、そして癖がありすぎて本国でも幾度となく訴訟問題に発展しているサウスパークも、全部かなりクオリティが高く皮肉が効いています。それもそのはずで、1話に対し日本のアニメの10倍以上も予算が取られているからなのですが・・・。

ともあれ、インベーダージムはそういった歴戦の有名米国アニメとは違い、過激すぎることから途中で打ち切られてしまったアニメです。未放送のエピソードにはアフレコが終わったものもあるということなので残酷な話ですが、まあ・・・確かにね・・・と思える突き抜けた演出ではあります。内容は「地球に来た落ちこぼれインベーダーのジムが、世界征服を企む」というものですが、とにかくハードロックな世界観の元に作られており夢も希望もありません。ただキャラクターや世界観は皆それぞれ魅力的で、セリフのシュールさも「はれときどきぶた」に通じる所があります。作画も物凄く良い。世界観や、一瞬映るだけの背景にもこだわりを感じます。

インベーダージムは米国ではカルト的な人気を誇っており、実は日本でも有料チャンネル「ニコロデオン」で公開されたのですが、DVDは英語版しか出ていません。しかもちなみにリージョンコードが違うため、DVD見るのもちょっと大変ではあります。それでも楽しめるから誰か見て欲しいなぁ・・・。

以上、平田副社長のお気に入りアニメについてでした!作画が良いアニメは確かに好きですが、作画だけがアニメでは無い!ということです。本当はもっともっともっとありますが今回はこれくらいで。

この記事についてはこちらの動画でも説明しています。

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PROFILE

平田 悠貴 ビ・ハイア株式会社副社長

平田悠貴

ラクジョブ運営会社で2番目に偉い人で現場で1番偉い人。東京都在住。学習院大学文学部哲学科出身。ラクジョブはこの平田さんがいなかったらもっと前になくなっていたでしょう。アニメをみて、作画が良いと良く感動して泣きます。