2016.05.25
突如増えるプランナー募集!応募の様子は?【ビ・ハイア発信:人事担当者様向けメルマガ】
人事の方からよく頂くご質問や、現在の業界全体における人材状況等をお伝えしていますので、
少しでも皆さんの負担を軽減するお役に立てれば幸いです。
【今週の人材動向】
◆募集の多い人材
突如として先週から今週、プランナー募集が増えました。毎日新しく「プランナーが欲しい」というご相談を頂きます。運営、新規どちらも募集したいということなので、新しいゲームの開発が増えているのかもしれません。
◆応募の多い人材
一方で増えているのはデザイナー応募。WEBデザイナーから3DCGデザイナー、モーションデザイナーまで、デザイナーに関する職種は応募が増えています。ラクジョブとしては突然増えたプランナー募集のためにも、既存のプランナー募集会社さんのためにも、プランナーの呼び込みを更に強化したいところです。
◆今後の予想
プランナー募集は一時的なバブルのようで、出向で来て欲しいというご相談もかなり頂きました。出向の人材が欲しいというご相談はこの数ヶ月増える一方なので、「出向人材採用をしたい」という方は早めに色々な人材会社さんに声をかけた方が良さそうです。
【職種別採用ノウハウ:イラストレーター】
イラストレーターを募集する会社はかなり減ってきました。
今でもイラストレーター募集をしている会社さんは、かなり高いスキルを求めている傾向にあります。
正直な話イラストレーターは、応募が来やすい職種の1つです。しかし「高いスキルを」となるとよりどりみどりではありません。
イラスト制作能力が高い人材は、カードゲームブームの際に根こそぎ掘り返されてしまっているからです。
「スキルが高い人材を採用したい」という場合、一番お勧め出来るのは在宅勤務の人材採用です。
これは他社がほとんど使わない手なので、日本中から高スキルの人材の応募が見込めます。
どうしても在宅は・・・という場合は、社内の雰囲気について言及してみて下さい。
イラストレーターとしてSAPさんに務めていた方には、全盛期のSAP特有のピリピリした雰囲気が嫌、という人がかなりいらっしゃいます。
そのため、職場にどれくらいゲームを愛している人材がいるか等、職場の雰囲気を書くことは1つ効果的です。
開発環境はどこも似ていると思われがちですが、会社によってかなり個性がありますので、現場が大事にしていることを微に入り細に入り聞き出して伝えて上げられるようにしてください。
次回はアニメ動画マンについての採用ノウハウを掲載致します!
(これまでアニメ・ゲーム業界の3DCGデザイナー・UIデザイナーの採用ノウハウをお教えしています。気になる方はバックナンバーへ!)
【その他業界動向について】
今回は“芸大生を採用するには?”というテーマです。
芸大生を採用したい!というニーズはかなりありますし、芸大生にとってもゲームやアニメ系の仕事は「学んだ事が生かせる」職場として重宝されています。
しかし芸大は専門学校よりも少ないために、どうしても人材の取り合いになりがち。
しかしこれは、制作会社自身があまり芸大にアプローチしていないからという理由もあるのです。
専門学校の場合は学校担当者が制作会社を調べて声をかけたり求人票を用意したりしますが、芸大の場合はあまりそういうことがありません。
それでも芸大生自身は就職を視野に入れている・・・ここですれ違いが発生します。
制作会社は「芸大生から応募が来たら良いけど・・・」と思って待ち続け
芸大生は「アニメやゲームの会社ってどうやって調べたら良いんだろう・・・」と悩み続ける。
この勿体ない状況はここ10年あまり続いているので、芸大生が欲しい!という方は是非芸大の就職課(必ずあります)に電話をして
「求人票を送りたい」「求人をしたいがどうすれば良いか?」と電話してみてください。
意外とこんな簡単なことで採用出来るものです。
次回は「人材の青田刈りは有効か?」について。
メルマガのバックナンバーは下記にも転載しています。
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