2016.01.20
アニメゲーム求人 応募したのに連絡が来ない等 こんな時はどうすれば良い?
せっかく応募したのに連絡が無い!対応が遅い・・・等々、転職活動をしていると困った応募先も一部出て来ます。しかもこれ、意外と大きな会社に見られる傾向も・・・。何故そういう事態になってしまうのか?そんな時はどうすれば良いのか?といった対策について本日はまとめてみます。
企業の人事担当はどういう人達なのか?
そもそも企業における人事採用担当は、どういう人が多いのでしょう。選考の間にはじめて目にする彼らですが、意外と応募者は採用担当の事を把握していません。もしあなたがはじめて転職するのであれば尚更でしょう。・・・実は採用担当者というのは、どんなに大きい会社でもせいぜい3名いればかなり多い方です。基本的には1人。200人単位の会社であっても1人・・・もし2人いても1名は新卒専門、1名は中途専門・・・というように区分けが決まっているため、2人以上の人事採用担当者があなたの履歴書を見ることは殆どありません。
えっ!?それじゃあ、その人がダメだと思ったらもう次の選考には進めないってこと・・・?!と思うかもしれませんが、まさにその通り。そして恐ろしい事に人事採用担当者は現場のエキスパートでは無いので、技術的な知識が専門家よりは劣る場合も結構あります。そんなリスクの高い・・・と思うかもしれません。しかし、実は「よっぽど問題がある(中途採用なのに未経験の学生が応募している、履歴書が汚すぎて読めないなど)」と判断することが無ければ、基本的に人事採用担当者から現場責任者に履歴書やポートフォリオが回ります。
この「現場責任者」になると突然専門的な目で履歴書が見られるため、厳しい選考が行われます。人事の人が「この人は絵が上手いな」と思っても現場から見れば「全然ダメ」みたいなことが起こりうる訳です。現場責任者はどちらかと言えば技術面を見るため、年収設定などの部分は採用担当者および社長が行います。この現場責任者を経て面接を済ませると最後に社長・・・という事もありますが、実は社長が直接人事採用担当として活躍している場合がかなり多めです。その場合も社長→現場監督者(これも社長、ということがありますが・・・)という流れになります。さて、ここまでざっと全体の構造と流れがわかった所で、いよいよ「問題」編です。
このパターンには2種類あります。1つは上記の流れの「現場監督者」で履歴書が止まっているタイプ。現場監督者は何しろ現場のリーダーですから常に多忙です。確かに猫の手も借りたいけど、ちょっとそれどころですらない、というような事態になると選考がものすごく遅れます。しかし逆に言えば、入社後それだけの忙しさが待っている・・・という基準にもなるので、もし2週間以上経っても連絡が無い場合は、念のため一報確認を入れつつも他を受けた方が良いでしょう。
そしてもう1つのタイプは書類段階で落とされている場合です・・・。これは基本、応募項目を全く満たしていない事が多く、「経験者募集なのに経験が全く無い(気合いはあります、根性はありますなどを売りにしている)」、「中途採用なのに学生からの応募」「東京での募集だが距離的に不可能な場所からの応募、しかも引っ越し不可」など、応募項目と照らし合わせると明らかな場合がかなりの数を占めます。実はこういった「話にならない」系の応募はどんな会社でも一定数・・・というかかなりあり、人事の人達もいちいち返事をしていられない、というのが現状です。もし返事が無いという場合は、無茶な応募をしていないか確認してみて下さい。
これは採用担当者からもよく聞く悩みですが、現在の仕事が忙しすぎて面接の時間が取りにくい・・・というものです。遅い時間に設定する会社もかなりあるので最近は減ってきた悩みですが、どうしても日程が合いにくいという問題は今でもちらほらと耳にします。
人事採用担当者が面接をしたい!という連絡をしてきた場合は、かなりあなたに期待しています。そう簡単に他の人材に浮気したりはしないでしょうし、面接の時間が合わないぐらいで不合格にするとも思えません。それがあり得るとすれば、あなたより優秀な他人材の選考が早く進んでしまった時くらいでしょう。しかしそんなに優秀な人材がごろごろ転がっている市場でもありませんので、これも現実味は薄めです。
さて、こういった場合、1つの対策はskypeです。遅い時間になってしまう以外にも、場所が遠いなどの悩みがある場合は一度提案してみて下さい。実際、面接をskypeでやる会社さんは結構あります。せっかくであれば提案の際に「私も是非御社に入社したいと思っているので・・・」と一言添えると印象も良いです。
これは、どちらも「会社(人材)としては申し分ない!」と思っているからこその悲劇です。最終的に金額面で合わない、ということで4〜5社を受け続けている方を見たこともあります。この悲劇が起こるのは「前職での年収が高かった」という場合に多いのですが、大手企業や勢いのある企業、または外資に一度務めてしまうと、なかなか年収設定を下げられないというジレンマはどの方にもあるようです。
しかし大手企業は「高収入」を売りの1つとしているところはありますので、もしいくつかの会社を受けても同じような年収の提案しか合わない場合は、思い切って下げてみる方が良い事もあります。ゼロよりは何かしらの収入はあった方が良いですから・・・。
どうしても納得いかない!という場合は、何かしらの交渉をすることもできます。「これだけの価値を出すので、成功したら〇%下さい」というものですね。ただしこの場合は基本的に正社員ではなく業務委託での契約になってしまいますのでお気を付け下さい。
就転職者にはそれぞれ特有の悩みがあると思います。忘れがちなことですが採用担当者も、あなたが受けようと考えている会社の社長も皆人間です。どうしても就転職活動をしていると「自分とは異質の『サイヨウタントウシャ』という生き物」と思ってしまいがちですが、相手を知る事でこちらも戦略を楽に立てる事が出来ますので、安全かつ計画的なあなただけの就転職戦略を練って下さい!
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