2015.12.26
新卒募集 ビ・ハイアで成長したいと思っているあなたたちへ
ベンチャー企業に限らず学生が就活の際によく使うのが「御社で成長したい」「勉強させて頂きたい」「自分の人生を豊かにしたい」というフレーズです。これまで学業の場でずっと生きてきた学生が使ってしまう言葉として無理はありませんが、これらの言葉は企業が最も聞きたくない言葉です。
会社というのは基本的に戦場です。戦争に駆り出された兵士が「戦場で自分の腕を磨き成長出来ればと思っています」と言っていたらどうでしょうか?戦場に駆り出された時点で、その人はプロの兵士として振る舞う事が当然のように期待されています。「戦場で成長を」なんて言っていられません。戦場は文字通り戦う場所であって、のんびり誰かが見守って成長させてくれるところでは無いのです。
起業した会社が10年後にも残っている可能性は6.3%です(中小企業白書 経済産業省より)。会社というのは基本的に「運営資金」が必要で、その運営資金を絶えず稼がなければ死んでしまいます。運営資金で特に高いのは人件費です。毎月数十万という金額が人数分出ていきます。例えば正社員10名の会社で全員が平均30万の給与をもらっていた場合、それだけで毎月300万は会社から出て行く訳です。それに加えて家賃、水道光熱費、交通費や諸経費を合わせて場合によっては1千万くらいが毎月会社から出て行きます。売上が上がらなくてもそれらは払う必要がありますし、もし2ヶ月3ヶ月と売上が上がらなければ・・・段々支払えなくなって、会社は簡単に潰れます。これが、10年間の間に残れなかった93.7%の会社に起こっていることです。そういった事態にならないよう常に会社を回し続けるのが、戦場にいる者の務めです。
ビ・ハイアはベンチャーです。そして今のところ11年間残っています。そういう会社に入る新卒は、さぞスペシャルな戦士だったんだろうと思いますか?しかし本音を言えば、入社当初の私は成長すら目指していませんでした。「新卒募集 平田悠貴 副社長が伝える ビ・ハイアはこんなに大変で辛くて楽しいぞ」
をご覧頂くとわかるかもしれませんが、私にとって会社とは「とりあえず私に金さえ振り込んでくれれば良い場所」だったからです。そんな人間にとってビ・ハイアは、就活的には完璧に「間違い」でした。単にプライドが邪魔をして会社を辞めなかった結果が、副社長という現在につながっただけの話です。
もしあなたたちが、今想像しうる「成長」をビ・ハイアでの目的とした場合、途中で「何でこんなに頑張っているんだ・・・?こんなに大変になる予定では無かった」と諦めることになるでしょう。会社が本当に成長を求めているとしたらそれは会社自身の売上や事業の拡大こそが「成長」です。まずはその会社の成長にこそ全身で取り組む、という姿勢こそビ・ハイアが新卒の皆さんに求めていることです。自分の成長というものがあるのだとすれば、自分以外を成長させた時にしか手に入りません。
・・・さて、おそらくここまで読んでもらっても完璧に理解出来た!という人はいないでしょう。それでも良いんです。ここに書いてある事が全身を持って理解出来るようになり、「ああっそうだったのか!!」というエウレカ的体験をすること、理解をすることにより有名な起業家や伝説的な経営者がどういった世界を見ていたのかが一瞬にして共有出来ること、これらがビ・ハイアで味わえる世界です。しかし、それも「理解したい」という思いが無ければ一生理解には届きません。こういった訳のわからない世界を知りたいと思う、知らないと何となく損している気がする、何でも良いですが、気になるのであればご応募ください。会社に入るということは大きな賭けです。自分で人生を選んでください。
色々ありますが、就職というのは人生の一大イベントです。画一的な対応はしたくありません。ビ・ハイアでは応募者全ての情報を社長がチェックしているので後は応募してから決めましょう!それでは応募をまっています。
この記事についてはこちらの動画でも説明しています。